古参のファンを怒らせ、哀しませる原作者が増えましたね(苦笑)。
……魅録は主人公にはならないと思うよ、どう考えても。
原作の美童に「その長い髪を切れ」と言ったら物凄く大騒ぎすると思うよ(つまりあの綺麗な長髪は彼のパーソナリティーを支える重要なファクターであり、短髪の美童は美童ではないとも言える)。
十数年、二十数年という時間の長さを軽く見てはならないことにいい加減気が付いたらどうだろう? (≪砂の城≫の時も似たようなことを思ったけど)結局は売れればいいの?
それは創作じゃないと私は思う。
今はオークションや漫画喫茶なんかがあるから期待する程売り上げも伸びないと思うんだけどなぁ……。
と言うか実際オークションには“ドラマ化決定”というタイトル入りで原作本全巻が多数に出品されており、そういうタイトルが付いているということは、つまり“ドラマ化決定”を知った読者がこのタイミングで原作本を手放す決断をしたわけだ。
ドラマから入ったファンは所詮通り縋り。
この先二十数年彼等六人を愛し続けてくれるわけではないだろう。
そして原作者はそれと引き替えに本物の、“自分の実力や感性”を信じてくれていた大切なファンを切り捨てたことになるのだ。
プロになることに憧れた時代に思い描いた未来が“これ”だったのか? ということを私は原作者達に問いたい。
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