03月10日01:09~10に拍手して下さった方
初めまして、でしょうか? こんにちは。web拍手ありがとうございます。
さて、「ナイフの前に身をかざした彼女の気持ちが解ったからさ」という御手洗の科白についてですが、私は以前から“=敬介への愛情”を含んでいるものと解釈しておりました。その前に御手洗は「散弾銃の前に身を投げ出すのだって楽じゃなかったぜ」とまで言っているのです。
「君、僕だって一人ぼっちだ」――この科白も冷静に考えると非常におかしな科白です。
この時の敬介は自分と良子の間にある恋愛関係を話しているのであって、まぁ乱暴に言ってしまえばここに御手洗なんてのは全く関係がないわけです。
これは例えるならミステリーの終盤で「僕は彼女を愛しているんだ……!」と泣き叫んでいる物語の主人公に対して探偵役が「僕もだよ」と言っているようなもので、第三者の強引なる介入に他なりません。
「何故ここにお前が参入する」、と読む度何度突っ込んだことか。
ちなみにこの時点では自分の言動がおかしいことに御手洗自身気付いていなかった方に私は2,000円賭けたいと思います(2,000円……:笑)。
まぁ同作品で「君なんかに、部外者に何が解るっていうんだ!」と敬介もちゃんと明言してますけど。
この二人の心情と言うか、関係というのは実は出逢った頃から変わっていないんだろうなぁというのが今の私の見解ですね。……御手洗可哀相ー(泣)。
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