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戯言日記

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私の大好きなドラマ≪西遊記≫の中に≪鳥葬! 悪魔の生贄≫というお話があります。
これは≪西遊記Ⅱ≫を含めた全話の中でも一~二を争う程大大大好きなお話なのですが、内容を簡潔に御説明するとまぁ“三蔵の為に力を尽くして結果を出した悟空に非力な三蔵が嫉妬をし悟空を破門にしてしまう”というようなお話、なんですね。
三蔵に対して「アンタそれはないだろう」、とお思いになられた方もいらっしゃるかも知れませんが、実はこの≪西遊記≫の三蔵様はこういうことをよくしでかして下さいます(上は三蔵を優しく気遣う悟空の図。これもまた日常です)。

さて。このドラマシリーズには深読みすると見えてくる背景(テーマ)がいくつかあるのですが、その中でも特に注目したい点が以下の二点です。

1:悟空が抱く、仄かな三蔵への恋心(←本当にそういう作りだったそうです:笑)。
2:妖怪よりも人間の方が傲慢で我儘で乱暴なことがある。

夏目雅子さん演じる三蔵は非常に高潔で美しく、大変なはまり役ではあったのですが、当然この方も例外ではなく妖怪を見下すかのような発言を結構頻繁になさいます(苦笑)。ある時など「人間が妖怪と生活を共にするなんてとんでもないことだ」というような発言をし弟子達に不興を買ってしまったことも(最後の方では多少妖怪に対する見方も変わってはくるのですが……。←本当に最後の方。しかも多少、ね:笑)。

  

(左:悟空を破門にする直前の三蔵/中央:でもいなくなるとちょっとは後悔/右:目の前にいる男が悟空の変装か見破る為の金箍経←割と気軽:笑)

  

(左:勢いで破門されたものの三蔵が気になる悟空/中央:やっぱり気になる悟空/右:まだまだ気になる悟空←健気やな!:苦笑)

  

(左:自分がいない間に殺されかけていた三蔵の無事を喜ぶ悟空/中央:ちょっとぐらいは悪かったかな~と思っている三蔵/右:全力で喜び咬み締め中の悟空)

  

(左:自分の誤解や嫉妬が主な理由だったので破門は取り消さなくてはならないが意地でも謝りたくない三蔵:笑/右:危機を救いはしたものの破門は取り消されない為またどこかへ立ち去るつもりだがそれでもまだ三蔵を心配している悟空:涙)



……で、まぁ何が言いたいかと言うと要するにこの人間関係、御手洗さんと石岡君を思い出しませんか? ということなんですね(←またそれか)。
いや、≪西遊記≫を観ていて“悟空御手洗&三蔵石岡”を想像した人って絶対いると思うんですよ。一生懸命心配して守っているのに全く報われないところといい、言行自体が理解して貰えずいいことをしているのに怒られてしまうところといい……もし石岡君が御手洗より権力を持っていたら絶対に似たようなことを言ったりしたりしたと思うんですね。

このシリーズの三蔵は人間――即ち自分が存在を認めている生物――に対してはとても人当たり良く接し穏やかでいて親切ですが、自分が絶対視している信条や正義、常識に囚われ過ぎている部分があり意外と強情で頑固で我儘で世間知らず。守られることも当然だと思っている節があり、何故か悟空にだけは何を言っても何を要求しても赦されると思っています。外貌や雰囲気がそうした振る舞いを何となく納得させてしまうのですが、これが不器量な中年男性であれば弟子達にもここまで慕われはしなかったでしょう。いつからか男性的な実力を備えた悟空にコンプレックスを抱いているらしく、彼の活躍を頼もしく思う反面、嫉妬心を抱いてしまうこともしばしば。
一方。
このシリーズの悟空は初めは威張り屋で自分の力を過信しており、釈迦如来に罰を受けるまでは挫折というものを知りませんでした。けれど誰にも外せなかった大岩の封印を外した、そして自分の頭に嵌められた金箍を締めることが出来る唯一の人物・三蔵との出逢いによりその人生観を大きく変えてゆくこととなるのです。基本的に影で努力し影で泣くタイプですね(三蔵の前では時々自分の手柄を褒めて貰いたくて自慢しますが)、実はお人好しでとても暖かい心の持ち主です。子供にも凄く優しい。あと、三蔵の容姿が自分好みだったようですね。「可愛い顔して結構キツイ」、というようなことを時折洩らしておりました。

……ほぉら、ね。誰かさん達に見えてきた(笑)。

ひゃー、誰か描いてー、悟空御手洗&三蔵石岡ー!! 絶対はまるはずだからー!!

・おまけ ・・・・・・・・・・

このお話で珍しく三蔵を救う為に馬(玉竜)で駆け付けた悟空さん。あらあら、それもやっちゃう?(笑)

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