自作のパロディ小説を読み返していて、ふっと思ったんですが。
男性って好きな人の泣き顔に欲情するって言うか、こうぐしゃぐしゃになっているところを見たがる時ってあるじゃないですか(美しさに対する感性が女性とは違う)。
…いや、そりゃ勿論笑顔も好きなんでしょうけど笑顔っていうのはまぁ日常生活で比較的見る機会があるものだし。でも泣き顔っていうのはそうそう見られるものじゃない上、他人にそうなるよう仕向けられると逆に腹が立つんでしょうから、やっぱり泣かせるのは自分じゃないと意味ないわけじゃないですか。
で、思ったことというのがこれ。
・よく小学生ぐらいの男の子が好きな女の子に対して意地悪をしたり悪戯をしたりして泣かせたり困らせたりするのは実は男の性的本能ではないのか大人が聞くと厭な話に聞こえるかも知れませんが、こう考えるとある部分納得出来るような気が。私なんかはしてしまうわけなんですね。
さて。
御手洗君?
幼馴染みの少女(えり子)の証言によると貴方は子供の頃女の子に対してとっても優しい少年だったのだとか。他の男の子達が女の子に意地悪や悪戯をしていても、貴方はそれを止める側であり決してそういうことには加わらなかったのだと。
また従姉妹の少女(ジェニファー)との遣り取りを見ていても、貴方は彼女の言行に呆れたり反論したりすることはあっても決して厭がることなんてしている風ではなかった。
さてさて。
御手洗さん。
貴方三十代から突然そういう意地悪や悪戯に力を入れ始めましたよね?
何故ですか?(笑)
それは人生を諦めていた彼を再生させようと、元気付けようと思ったから? …ええええ、勿論それもあるでしょうとも。納得しましょう。
でもそれだけにしてはやたらと生き生きしていたような(笑)。
絶対半分趣味でしょう。
あの人泣いたり困ったりしたらそりゃもう可愛いカオするんでしょうからねぇ。
男だけどな。
・追記 ・・・・・・・・・・ちなみに小学生ぐらいの女の子って好きな男の子が出来ると何故かその子の“家”を見に行くんですよね。島田先生の作品をいくつか読んでいる方には何が言いたいのかもうお分かりかと思いますが、もしかしたらこれも女の本能なんでしょうか。
だとしたら人間って本当に面白い生き物だと思う…………怖いね(笑)。
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