全国のボーイズラヴ・ファンの皆様、こんにちは。
講師の
星井ラミカ 藤宮美桜です。(by.≪アニメ店長≫)
さて。
それでは今日は≪
御石パロの一体何がそんなに素晴らしいのか?≫をテーマにちょっぴり熱く語らせていただくことにしましょうか。
その魅力(の一部)は、以下の通りとなります。
1:基本設定が豊富まずは舞台。大抵は横浜の馬車道ですが、他にも岡山や京都、東京、北海道、アメリカ、ドイツ、スウェーデン、イギリス、インドネシア、エジプト等、あまり大した理由付けをせず自由に選択することが可能です。
また主人公二人の身分も御手洗は“園児→学生→大学助教授→占星術師→私立探偵→研究者”、石岡は“学生→美大生→イラストレーター→事件作家→探偵助手”と多岐に亘る為、実に様々な設定で作品を創ることが出来るのです。
パラレルにせずともこれだけの基本設定があるというのは、なかなかに珍しい(笑)。
2:キャラクターの容姿と個性御手洗→長身痩躯の個性的なハンサム(外国人風)
石岡→色白で華奢な芸術家風の美形(純日本風)
これはもうお互いが認め、筆者も認めたのだから読者の方々も夢見てOK!(笑)
更に言うなら御手洗は大変な自信家で天才だが奇人変人で躁鬱症(陽気にもクールにも出来る)、石岡は人当たりの良い好人物だが御手洗に対しては意外と冷たく厚顔である(純粋にも狡猾も出来る)辺りも非常に重要なポイントです。
二つ差、というこの微妙な年齢差も注目したいところですね(笑)。
3:ミステリーなのに恋愛相関図(?)が異様に複雑夭逝した恋人←→石岡←御手洗←レオナというどうにも解決し難い恋愛(?)模様。
本当は“御手洗と石岡が心密かに想い合っている図”より“御手洗が石岡を一方的に想っている図”の方が一般的にはより唆るものと思われます。それが性愛でも友愛でも家族愛でもいいんだけれど、まぁ出来れば多少はセクシャルなものも含んでしまっている方が理想の形ではありますね☆
ああ、でもこの二人には肉体関係はない方がいいのかなぁ……――いや、あったらあったで
それはそれなんですけども(笑)。
しかし“この二人に肉体関係があるか否かは
訊かないで下さい”と筆者が仰ったことは素晴らしく謎です。←まだ誰も訊いていないうちから。一体何の予防線だったのか(笑)。
そう、例えば――
御手洗が荒らしまくったリビングを二人で片付けていたりなんかした時にね? こう、適当に積み重ねた段ボールが石岡の方にぐらっと倒れてきたりして、それを庇った御手洗が石岡を押し倒すみたいな恰好になっちゃったりとかするんですよ(←注:妄想)。そこでふっと視線を交わす二人。御手洗が床に両手を突いた姿勢で石岡の目を見つめる、石岡がどこか辛そうな表情で御手洗の目を見つめ返す。
しかしここで石岡の無言の訴えを読み取ってしまう御手洗。
『御手洗君、分かってるよね。僕には“彼女”がいるんだ』――…
何事もなかったように「大丈夫だったかい?」「もう、気を付けてくれよ」と会話をしつつ身体を起こす二人。
でも心の中には“僕達はこのままでいいんだろうか”という妙な居心地の悪さが漂っていて……
――ああー、これですよ、これ! いーねーいーねー、この気まずい雰囲気!(シリアスで今度使おう) もー誰かこの二人を何とかしてやってくれよというもどかしさ! 御石最高!!(←うるせえ:笑)
4:リアルタイム……とまぁこんな気まずさを六十歳近くになるまで引っ張っていてまだ続けようってんだからもう呆れ返るしかないですね。
凄いよ御石。そして怖い(苦笑)。
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