01月14日に購入した本について少し。
ある日、こんな夢を見ました。
私は何の前触れもなくふと“昔雑誌で何度か読んだことがある漫画”の存在を思い出し、その作品をもう一度読みたいと考えていたようです。けれどそれはなかなかに古い本なので今では絶版になっており、入手するとなると間違いなく古本になってしまう。私は潔癖症である為長く手にするもの、特に本等は新品でなければいけない質(たち)なのでそれは出来たら避けたいし、さてどうしたものだろうと結構深刻に思い悩んでいたのでした。
そして目が醒めて――…ああ、何であんな夢を見たんだろう、でも懐かしいなぁ、昔あれ欲しかったんだよなぁ……と暫くその余韻に浸っていたわけです。
それが――昨年12月上旬のこと。
さて、12月下旬。
赤江瀑先生、島田荘司先生、笠井あゆみ先生関連の書籍を購入しようと思い私は姉と二人で行き付けの書店へと向かいました。目的のものも大半見つけ、大した意味もなくただ何となく店内をぶらついていたんです。……するとその時。
あらびっくり。何とその本が漫画文庫になって発刊されているではありませんか。しかも、11月に。
その夢を見るまでは思い出すこともしなかった漫画、しかも差程有名でもないのに何故今頃……と首を傾げずにはいられませんでした。
まあその時は極貧だったので購入することは出来なかったんですが。
というわけで――銀色の帯が傷んでしまわないうちにと一昨日無事購入を果たしてきたのが愛田真夕美先生の≪マリオネット≫全四巻だったのでございます。
ありがとう漫画文庫!! ありがとう白泉社!! 出来れば≪緑野原~≫もちゃんと最後まで出そうね(名作なんだから:笑)。
……しかしつくづく私ってこういう“魔性の美少年”系漫画に弱いんだなと思う……しかも多少エロティックな要素を含んでて、昏くて惨酷な奴。
これを読んだ時は確か小学生ぐらいだったと思うんですが……まぁ学生の頃からちょっと変な子供でしたからね、私は。
・小学校(低学年)時代
周囲が≪なかよし≫を買っている時に≪ちゃお≫を購入
・小学校(高学年)時代
周囲が≪りぼん≫を買っている時に≪花とゆめ≫≪LaLa≫を購入
・中学生~高校生時代
周囲が≪花とゆめ≫を買っている時に≪JUNE≫≪麗人≫を購入
未だに好きな漫画家が竹宮惠子先生だったり三原順先生だったり松本洋子先生だったりするからなぁ……(←しかも本当はこんな世代でもないくせに:笑)。
古典が好きなんでしょうかね、昔の漫画の方が深くて重くて色気のあるものが多かったから。
男性声優同士のBLCDも好きは好きだけど、私は女性声優が演じていた少年愛もののあの独特な世界観の方が多分好きだな……(“耽美”というならこっちの方が耽美だよね)。
・追記 ・・・・・・・・・・
ちなみにもう一冊、帯がなくなる前にと必死に捜して購入した本は赤江瀑先生の≪赤江瀑短編傑作選[幻想編] 花夜叉殺し≫でした。
このシリーズ、02月に≪赤江瀑短編傑作選[情念編] 禽獣の門≫が、03月に≪赤江瀑短編傑作選[恐怖編] 灯籠爛死行≫が発刊されるらしいんですが……。
……いいなぁ、これ。でもまた手に入りにくくなるんだろうなぁ。
二部ずつ買っといた方がいいんだろうか……今のうちに。三冊買っても3,000円しないのなら。
ただもう本の置き場所がないんだけどなぁ……(掃除をしなくては……:泣)。
・真羽様
早速お試し下さってありがとうございます
良子ちゃんとお会い出来ましたか、そうですか(笑)。
“表も裏も大好き”だなんて最上の褒め言葉ですね、これからも更新頑張ります(入力するだけですが:苦笑)。
また適当に書き込みに来てやって下さいませね。
真羽様の新作も楽しみにしておりますよ♪
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